関係 = 直属の部下。男性、正社員。
普段は私でなく課長が面倒を見ている。
状況 =
成績も悪く日頃より態度や目つきが悪かった。周りからも浮いていた。
名前を呼んで挨拶することから始め、次に本人と営業同行をした。
すると彼の良いところを素直に発見できた。
伝えた言葉 =
「しっかりした訪問ができているじゃないか。」
「お前の発想悪くないなぁ。面白いよ」
また朝礼で皆の前で、彼の仕事ぶりを紹介し、本人からもみんなにコメントしてもらった。(2回ほど)
部下の反応 =
最初はボソボソと話していたが、次には簡潔に力強く発言してくれた。
人に伝えたいという欲求があることを感じた。
見た目も顔の肌ツヤが良くなった。
笑顔が増えた。
後日談 =
受注が増えた。
シャイな性格は相変わらずだが、返事が一言でなく意見を言ってくれるようになった。
コメント = 素直に喜びを表現出来ない人もいる。目つきが悪く印象の悪い人間もいる。でも彼らに目線を合わせ彼らの立場に立つことで彼らの努力が見えてくる。素直にその努力を認めれば信頼関係も生まれ、自ら主体的に力を発揮しようとすることが分かった。
name = 永井博之さん(OA機器販売/サポート業、営業部長、46歳)
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